タイヤ燃料事業
私たちの最初の取組は、「廃タイヤ由来のリサイクル燃料精製事業」となります。
タイヤチップから、バイオ燃料を製造しています。
私たちの燃料を使用するメリット
環境に優しい
環境に優しい再生可能エネルギーです(脱化石燃料)
安定供給
自然エネルギーと違い、安定的な供給ができます
カーボンオフセット
カーボンオフセットとして、温室効果ガスの排出量削減ができます
補助金
ボイラー導入に係る各種補助金、助成金等の受託が見込めます
企業価値
企業価値、企業イメージの向上、ESG経営には積極的な再生エネの利用が必須になります
精製プロセス
廃タイヤ由来のリサイクル燃料精製事業のキーポイントは、精製工程での精度になります。
廃タイヤの原料からバイオ燃料までをワンストップで行います。
原材料の調達
細断されチップ化された廃タイヤを原材料として利用します。一般に、回収された廃タイヤの9割が粉砕され、タイヤ由来燃料(TDF)として流通しています。
廃タイヤの発生量が増える一方で、燃料需要が低下し、廃タイヤが余剰状況にあることから、安価で安定的な調達が可能です。
油化・精製
タイヤチップを油化処理することにより、廃タイヤ原油、スチール、カーボンブラックに分離させます。この原油を独自のプロセスにより、 バイオ燃料となるまで精製します。
廃タイヤ→油化装置→廃タイヤ原油→精製装置→バイオ燃料(主生成物)
カーボンブラック、スチール(副生成物)
製品の販売
軽油スペックに近いA重油、リサイクルカーボンブラックを販売します。
(バイオディーゼルの販売は海外のみとなります)
このリサイクル燃料は、車両、船舶など、幅広い利用が可能となり、カーボンオフセットとして、温室効果ガスの排出量削減に貢献します。
《バイオ燃料の販売対象》
中小工場のボイラー燃料、ビル暖房用燃料、船舶ディーゼルエンジン用燃料、ビニールハウス暖房用燃料、ホテル・温泉施設(ボイラー燃料)、農耕機・建設用重機ディーゼルエンジン用燃料、窯業炉用燃料等
関連情報
バイオ燃料について
一般的に使われる「バイオマス」は、動植物資源とこれを起源とする廃棄物(石化資源を除いた廃棄物)を指します。これは、バイオマス活用推進基本法(2009/6)にて定義されたものでもあります。
一般的に使われる「バイオマス燃料(バイオ燃料)」は、バイオマスから製造された燃料のことを指すため、燃料の原材料を規定した表現となっています。
カーボンニュートラル燃料は、燃料としての生成物を規定した表現となります。バイオ燃料を含めることもありますが、非石化原料から合成された燃料(e-fuel:二酸化炭素と水素の合成燃料)を指すことが多くなっています。
タイヤ精製油はカーボンニュートラル燃料に当てはまります。
しかし、合成燃料より純粋なバイオマス燃料に近い存在(天然由来のカーボンが原料)であることから、タイヤ精製油を便宜的にバイオ燃料と呼んでいます。