自然冷媒事業

私たちは、炭化水素冷媒メーカー大手のH社の製品に共感し、環境負荷を軽減させる自然冷媒普及のための活動を行っています。

H社 炭素水素冷媒の特徴

経済的

冷媒の優れた効率と充填重量の低減により、ユーザーは設置コストを大幅に削減し、電気を継続的に節約できます。

環境保護

天然炭化水素ガスをベースとしており、独自のプロセスを使用して精製され、ブレンドされています。冷媒はオゾン層に影響を与えず、GWP(地球温暖化係数)も最小限です。

優れた性能を発揮

あらゆる状況で優れた冷却効果を発揮し、他のほとんどの冷媒、特に合成冷媒 (CFC、HFC、HCFC) が機能しない、非常に暑い条件でも優れた性能を発揮します。

合成冷媒に代替

空調、冷蔵、暖房機器で利用されている合成冷媒を置き換える理想的な冷媒として採用されます。

既存の機器を使用

通常利用されているほとんどの機器は、冷媒と互換性がありますので、改造などは不要です。詳細については、お問い合わせください。

国際基準を満たす

冷媒は、ISO 5149、ISO/IEC 60335 シリーズ、BS 4434–1995など、数多くの国内および国際規格に準拠しています。

冷媒の変遷

フロン冷媒(CFC)

1930年に開発されたフロン(CFC)は、毒性が低く、不燃性で安定した性質を持っており、当時の冷媒の欠点を大きく改善しました。このため、冷媒として非常に広く使用されるようになり、冷蔵庫やエアコンの普及を支えました。

しかし、1970年代に入ると、CFCがオゾン層を破壊する原因となることが明らかになり、国際的な規制が求められるようになりました。1987年には「モントリオール議定書」により、CFCの生産と使用が段階的に削減されることが決定されました。

代替フロン冷媒(HFC)

オゾン層保護のためにCFCは2004年から大幅な生産削減が開始されました。冷媒の転換のために、オゾン層を破壊しない冷媒HFC(R410A)が開発されました。2012年に新冷媒HFC(R32)が開発され、エアコン等の冷媒として広く採用されています。

新に開発されたR32は、410Aに比べて地球温暖化係数(GWP)が1/3低く、HFC冷媒の主流となりました。しかし、依然、地球温暖化への影響が懸念されています。
2015年には、HFC漏洩のチェックが義務化されました。

自然冷媒(炭化水素など)

自然冷媒には、複数の物質がありますが、温室効果ガスであるHFCの代わりとなる地球温暖化係数(GWP)が極めて低い特徴を持ちます。人工的に合成されたフロン類とは異なり、アンモニア、CO2、炭化水素などの自然界に存在する物質を冷媒として利用するものです。

炭化水素冷媒は、環境負荷が低いことに加え、エネルギー効率の高さに特徴があり、実際に、冷蔵ショーケースや、家庭用冷蔵庫など、様々な場面で利用され始めています。産業用途でも、特に欧州などでは炭化水素冷媒が広く採用されています。

自然冷媒への転換

これまで、フロン(CFC,HCFC)から代替フロン(HFC)へと使用する冷媒を置き換えてきましたが、今後は、代替フロンから自然冷媒へと転換する必要性を環境省も掲げています

フロン対策の方向性

オゾン層保護のため、オゾン層を破壊する「特定フロン」からオゾン層を破壊しない「代替フロン」に転換 を実施。

◼ 今後、高い温室効果を持つ「代替フロン」から、温室効果の小さい「グリーン冷媒」への転換が必要。

◼ 現に利用している機器からの排出の抑制も重要。

(環境省 資料より 2023/11/6)

ドロップインにより自然冷媒を導入するポイント

自然冷媒の導入により、地球温暖化防止への貢献と電気代の削減が実現しますが、留意すべきポイントも存在します

私たちは、GAIA Solutionns社と提携しています。

適した冷媒を選ぶ

機器に応じて最適な冷媒を選択する必要があります。適切な冷媒の選択により、安全性の確保に加え、効率性が向上し、電気代の削減にもつながります。

良質な施工をおこなう

エアコンや冷凍冷蔵庫については、取り扱いに専門知識が要求され、機器の状態を把握しながら冷媒の交換をおこなうことが必須となります。

安全性が確保されている

冷媒には発火性や毒性への懸念もあります。ドロップイン可能な冷媒であるとして、ISOなど国際的な認証を受けていることが、安全性の確保につながります。


実績が豊富である

浸透し始めたばかりの自然冷媒ですが、既に多くの導入実績があり、安全に運営されている冷媒を選ぶことが安心につながります。


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